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海外の少年サッカー周辺事情 [少年サッカー]

サッカー本を読んでいたら、デンマークサッカー協会の少年指導の基本項目に出会うことができました。

デンマークサッカー協会(DBU)
◆ デンマークにおける少年指導の10ヵ条
1. あなたと共にサッカーを楽しむ子供たち
2. 子供たちはあなただけのものではありません
3. 子供たちはサッカーが好きでたまらないのです
4. 子供たちが求めることが必要であり、あなたから強制的に求めるべきではない
5. 子供たちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいます
6. アドバイスは必要ですが、考えを押し付けるものはいけません
7. 子供たちの体を守るのは当然。しかし、彼らの魂まで踏み込んではいけない
8. コーチが子供心になることは大切だが、子供たちに大人のサッカーを求めてはならない
9. 子供たちの人生をサポートしてあげてください。しかし、彼ら自身に考えさせることが必要
10. 勝利は子供たちが決めるものであり、彼らの意思を尊重しなくてはなりません

この10カ条の中で一番気になっているのが5番の項目です。
私は毎週子供達と接していて、すくなくとも彼らの人生に関わってしまっている。 そう考えると1人の大人として責任の重いことだと考えてしまいます。 もしかしたら子供の人生そのものを変えてしまうようなきっかけを作ってしまうかもしれないという立場にいるのかもしれないと思うと自分を省みて、『おいおい大丈夫よ…』と思ってしまうのです。

アメリカの少年サッカー場には、大人に向けての誓約書としての警告がなされているそうです。
『Kids Zone』という名称の立て札で
キッズがNO.1
・勝つことではなく楽しみが全て
・ファンは応援するのみ、コーチングはコーチに任せる
・怒りにまかせてどならない
・ボランティアのレフリーを尊重する
・ののしらない
・禁煙
・帰りにゴミを残さない
・子供によい手本となる
という項目が書かれています。
この『Kids Zone』の話はJFAへ発行している『めざせ!ベストサポーター』という小冊子の中にも記載されています。(小冊子は http://www.jfa.or.jp/shop/products/best_supporter.pdf からPDFで落とせます。)

子供達との関わり方、今の私が考えなければならないこと、やらなければならないこと…
幼児から小児になりつつあり、自我が芽生え始めた子供達を見ながら、昨夜は色々と考えてしまいました。
正解がないだけに、自分のポジションを築くのは難しいですね。 サッカーグランドで常に動いている状況を見ながら、判断して、自分の位置や方向を決めるのと同じように難しいです。


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コメント 10

マリンかもめ

子供は大人をよく見ていますから、いい加減な行動・態度はできませんね。
by マリンかもめ (2007-10-10 18:07) 

えどもん

マリンかもめさん nice ! & コメントありがとうございます。

そうですね、子供は大人とは違う視線でものを見ていますし、よく見ています。 子供に接するときには、ちゃんと自分の本音というか、考えていることの基となるものを正して向き合わないといけないなあと思っています。
『こっちは大人なんだからなぁ』、このやりかたが一番良くないやり方でしょうね。
「正解のない」ブラックホールにまた捕まってしまいそうな気がしています。
by えどもん (2007-10-10 19:20) 

mako_ni

長い年月生きていますと、親としては色々と近道を教えたり求めたくなるものですが、「急がば回れ」で自分で切り開いた遠回りが本当の道なんでしょうね。
違う人格、視点が違って当然と思って子供と話しているんですが、中々方向性が揃わない。
求めずに待つ辛抱、子供を育てるのは大変としみじみ感じてます。
by mako_ni (2007-10-10 21:54) 

えどもん

mako_niさん nice ! & コメントありがとうございます。

うわべのだけのものと納得の基に表現される技のようなものは違ってくるんでしょうね。 
少々話は飛んでしまいますが、サッカーの場合だと、ベンチからのリモートコントロールで動くロボット軍団も作ろうと思えば作れるのですが、それで本当のサッカーかというとそうではなくなってしまいます。鉄人28号(私は相当古い人間でしてモノクロ鉄人リアルタイム世代ですが...)のように悪の手にリモコンが渡ってしまうときもあったりします。
自分で考え、自分で納得のものでの行動はやはり記憶に残るし、いい結果を残せばいつまでも忘れないものになるかと思っています。 
子供達といってにいて思うのは忍耐というか、子供達の世界の中に入らないと...と思っています。

例えば、低学年の時はタッチラインを大きく割ったボールを取りに行って、そのままお砂場で遊んでしまった...ということがあったとすると...大人から見れば『集中力がない』で終わってしまうのですが、子供の世界では『色々興味を引く、おもしろいことがここにはある』ということになります。

そこまで考えてあげるのはなかなか難しいことではありますが、大人が子供にならないとならない時がたくさんあるかと思っています。 大人は子供になれても、子供は大人にはなれませんからね。
by えどもん (2007-10-10 23:48) 

ゆとこと

日本には少年指導の基本項目とか誓約書とかあるんですかねー?
無いか・・・・
by ゆとこと (2007-10-11 16:06) 

えどもん

劇団1.5人前さん nice ! & コメントありがとうございます。

近いものはJFAのキッズの指導要領ですね。 コンセプト的には、デンマークのものやUSのものと同じようにPlayer's Firstの内容になっています。
しかし、時々ベンチや保護者の観戦席にグリーン以外のカードを出したくなるような光景を日本では見ることがあります。 
そして、誰もが小学校の時は勝敗ではなく子供の可能性を口にしても、試合となるとやはり勝敗という物差しで測るしかなくなります。 
簡単に言えば、チームの成績が良ければ保護者も納得するし、チームの新入部員勧誘も楽になる的な方程式が成り立っています。 
勝利=楽しい という解釈もあります。
楽しい→勝利 という解釈もあります。
正解がないだけに難しいですね。
by えどもん (2007-10-11 19:07) 

えどもん

e_chanさん nice ! をありがとうございます。
by えどもん (2007-10-11 19:08) 

鈴木浩司

時間が空いた時などに、えどもんさんが思う10か条、クラブの10か条なども作成してみては?(^^) 僕は書き出す事で明確にしないと直ぐにぼやけちゃうから、結構使う手なんですよ。。さすがDBU 。良いこと言うな~ 
by 鈴木浩司 (2007-10-12 02:13) 

えどもん

ずんだれさん nice!をありがとうございます。
by えどもん (2007-10-14 01:57) 

えどもん

鈴木浩司さん nice ! & コメントありがとうございます。
(その場では10カ条考えてしまい、レスをつけるのが遅くなりました。)

10カ条はそのうちに必ず掲載いたします。
少しだけ考えたのですが、難しいですね。 
Player's First !は勿論ですが、それをどう解釈するのか?
なかなかの難問です。 
しかし、コーチとしてポリシーを持たないとね...
オランダの少年サッカーコーチングを今見ながら、また1から考え直しています。 
奥深いです....。 
でも学ぶことはやめませんよ、コーチであるうちは! 
by えどもん (2007-10-15 18:07) 

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