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Bagunca⑰『勝利or育成』 [メッセージ]

コーチ会議や保護者会などの集まりがあると必ずと言ってほど話題になるのは、『勝ちたい』という気持ちと『勝利至上主義』のようなものの境目的な話。
スポーツなんだから『勝利』を目指すのは当たり前なことだし、勝ちを意識して試合に臨まないと相手に対して失礼なことだと思っています。
簡単にいうと真剣に望んできている相手チームに対して、まあ、2軍ででも対応しとけばいいんじゃない、ピクニックムードの遠征だと思いましょ..なんて試合の臨み方はやはり失礼な感じがします。 しかし何が何でも勝ちたいか?的な気持ちや言動がプンプン出ていて、それが重圧になったり、場の空気を乱してしまったりすることもあたりもする。 先日保護者の方から聞いたのは、試合が終わった後などのコーチの言葉が何が何でも勝ちたいというか、勝つためにはというような感じに聞こえて、気分的にプレッシャーを感じているという5年生がいるという話を聞きました。 ベンチにはお父さんコーチが中心に入っていて、試合の運営もお父さんコーチがしている、何も保護者からも他のコーチ陣からも勝たなければならないよ、という話などをしたことがないのだけれども、あまりにも結果がでないというか、勝ちに見放されているし、主だったゲインを感じることがないチームの雰囲気にベンチに入っているお父さんコーチが焦り始め、それを子供達が感じ取ってしまったようなそんな現象ではないかと思っています。 誰も勝利に関するプレッシャーなどはかけたことがないのですが、負けが込んだり地域の大会ではいつも下位のチームだということになると、コーチ陣が焦り始め、子供たちもその焦りを感じてやる気がなくなったりする悪循環が続いていきます。
バルサのカンテラの位置づけに関しての話が何かの本に記載されていました。 バルサのカンテラは育成のために位置づけられているのか、バルサの下部組織ということでタイトルを取るために位置づけられているのか、どちらを重視しているのかというような質問ですが、答えのところにポイントがありました。 下部組織の選手の年齢のことを考えると育成を重視している。 というような内容でした。 そこにはクラブという組織が前面になるのではなく、あくまで、カンテラの中の構成員である選手の年齢層を基盤に考えています。 ということは、やはりその年齢層では育成を中心に考えた方がいい、考えなければならないということになります。
で、日本の地域の少年団チームとの差分を考えてみます。 バルサのカンテラは上に上にと続いがありますが、日本の地域の少年団的なチームには上がありません。
やはりJの下部組織や街のクラブチーム的なところには上位チームがあるところも存在しますが、ほとんどは完結してしまいます。そして完結していることで満足をしなければならないのは子供よりも大人の方が多いということです。子供達には小学校を卒業しても中学に行ってその上でもというこれからの時間がありますが、コーチ陣にはたまたま訪れた質の高いチーム編成は6年生が卒業すると終わってしまい、またいい素質に恵まれた年代の時に一から開始しなおす的なところのなってしまいます。ということで、勝利至上主義ではないのです...といいながらも内容は結果を求めたものになってしまったり、結果を焦ってもぎとろうとするような時間の使い方になってしまったりするこもあります。 そこがすごく問題なのかなあと思っています。 知らず知らずにそっちに走り、知らず知らずに原点を忘れて、ここでいかないと次はにかもしれないから、今回だけは目をつぶろう...などという決断がなされたりもしたりします。 それはみんな大人の我儘で子供達が望んでいることではなく、大人の我儘を展開することで、子供たちが知らなくてもいいことを知ってしまったり、大人の我儘的な環境を子供たちも引き継いでしまったりします。 
以前、こんなことがありました。 練習には真面目に来ているのですが、試合の日になると休んでいしまいます。 どうしたのかなあと思っているとしばらくして、その子はチームをやめることを決意します。 辞める理由は、『僕がいると試合に勝てないから...』でした。 試合の日になると休んでいることに気づいた私はその子に試合に来るように何度もいい続けていました。そのことで、その子はいろいろな葛藤や環境からの圧力があたtのだと思います。 環境の圧力を作ったのは、私たち大人だと思っています。 私は、その子のような子をもう二度と作ってはならないと思っています。 好きで始めたサッカーを嫌いにしてしまうということは一番してはならないことだと思っています。 知らないうちにだれかに色々な環境の圧力をかけてしまっているのかもしれません、だから子供たちに対するアンテナはちゃんと張っておかないとならないなと思っています。
『絶対に勝たなければならない試合は1つもない』そういったのは、オシムさんです。 自分たちの根本を曲げてまで勝つ必要はなく、内容を重視した上でゲームに臨むというようなことなのでしょう。 『目先の一点よりも大切なものがある』ジャイアントキリングの中の達海猛のセリフです。 
勝利を目指して試合には臨むものの、無理をして勝つ必要はなく、もっとチームや選手として大切にしなけければならないものがある時には、そっちの方が重要ということなのでしょう。
私は個人的にはこう思っています。 子供たちが勝たなければならないものがあるとすれば『昨日の自分』です。 昨日の自分に勝たないということは成長していないということですからね。子供達も大人も昨日の自分には勝ちたいですね。

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